2012年 赤塚諏訪神社田遊び

今年も2月13日 赤塚諏訪神社の田遊びが行われました。
先日の日記でもお知らせしましたが今年は旦那だけでなくゆうちゃんも参加します。


ちなみに田遊びとは・・・・・(板橋区教育委員会資料より)
赤塚諏訪神社の田遊びは毎年2月13日の夜7時頃から大門に所在する諏訪神社境内および境外地で行われます。
その創始の時期については不詳ですが江戸時代の記録の中には『大昔から行われ、古風を失わない祭礼』と紹介されています。
19世紀前半の「新編武蔵風土記稿」にも『十羅刹諏訪合社 村の鎮守ナリ、常福寺ノ持 例祭正月十三日ノ夜 田遊ノ祭礼ト号シ村民集リ 蒔入ヨリ苅取マデ農業四時ノサマヲ次第ニナシ イト古雅ノ祭ナリ」と記されています。

主導役の「大稲本」と補佐役の「小稲本」「鍬取り」が構成員となってます。所作を始め笛の演奏なども口伝により今日まで伝承されています。




私なりに解釈し簡単に言うとこの地域は昔一面田んぼで稲作を行う農家が多かったので田植えの時期を前に一連の農業の様態を唱え言葉や所作により演じ、厄を落とし、地鎮をし、村民の五穀豊穣と子孫繁栄を願うというお祭りです。

我が家は代々の村民(笑)であり田遊びを保存する立場にあり、旦那は毎年参加しています。
ゆうちゃんは祭りの中の厄払いで花籠に向かって突進する駒子の役で参加させてもらいました。
この駒子は毎年3歳児くらいの男子でだいたい役員の身内から選ばれるのだと思いますが年回りによっては何人かいて選ばれない事もあるので今年選ばれた事は実に嬉しい事です。
駒子の出番は2回あって1回ずつ子供は変わるのですがもう1人選ばれていた子がかわいそうにインフルエンザになってしまったそうで残念ながら不参加に・・そこで元気なゆうちゃん2回ともやらせてもらう事になりました。

朝はプレスクールへ行っていっぱい遊んで来たみたい。公園で大人の腰の高さ程の所から落ちたらしくほっぺたに擦りむいた後が・・ゆうちゃん怪我が耐えないわねぇ・・。大きな怪我にならなくて良かったよ。

夕方17時過ぎには早めの夕飯を済ませ(ゆうちゃんはだらだらと食べ結局18時近くなっちゃったけど)カメラマンをお願いしていたじい、ばあも駆けつけてくれたので食事の後はばあちゃんにゆうちゃんの着物着付けてもらいました。

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子供が着物着るとお人形さんみたいでカワイイね!!
脱ぎたがりやしないかと終始褒めちぎり作戦。

18時40分に神社へ。
役員のたくさんのおじさん達にかわいがられゆうちゃん顔がこわばる。
いつも女の人に囲まれていると安心感あるみたいだけど男の人の世界ってやっぱり働く男というか「これから狩りとか戦にいくぞ」みたいな空気を感じてしまうのかな。
でもみんな「いい着物着てるな」とか「頑張れよぉ!」とか「終ったらご褒美いっぱい買ってもらえ」とかやさしく話しかけてくれて村の人に守られているなぁっていう気持ちになりました。
地域で子供を育てるって事いまではなかなか難しいのかもしれないけど近所にこれだけ知っている人がいるっていうのは頼もしい事だなと思いました。
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初めて社務所にあがりました。
お祭りの始まりは社務所内で歌謡などしているのですがその間ゆうちゃんは社務所の入り口の待ち合い場で待機です。これが30分程度あるのですが子供には飽きちゃうよね~
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廊下歩き回ったり
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ソファで遊んだり、もう着付けがグダグダです・・・
写真がうまくとれなかったけどこの悪ガキの顔!!ケータイカメラはきれいに撮れない(TT)

大きな声を出したりするので儀式の邪魔をしてやいないかと私はヒヤヒヤでした。
境内での儀式が始まるまで自宅で待っていてもらったじい、ばあですがゆうちゃんの間が持たないと思い早めに来てもらいました。
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まだまだ元気いっぱい!
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出番の前にはじいちゃんに抱っこされて父ちゃんの活躍を見学。

社務所内での儀が終わり修祓、降神の儀、祝詞奏上が行われた後は御神輿が出発
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提灯、旗、槍、御神輿、太鼓、笛と並んだ列に続き列の最後尾にゆうちゃん歩いて行くはずだったのですが人も多いなか暗いし歩かせるのもちょっと危なっかしかったのもあって抱っこでお祭り広場まで移動。

そしてゆうちゃんの出番が近づいてきます。
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ゆうちゃんにいろいろ話しかけながら気を紛らわしてます。
そしていざ開始
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さっきまでの笑顔は消え大暴れ!乗るはずの籠に乗る事を拒絶!そして大暴れ!!
わたしと父ちゃん2人がかりで籠に乗せます。そしていいから行って!!とばかりに押し出す。
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「ママ~!!」「マ゛マ゛~ッ!!」と大声で叫び号泣しながらずっと暴れてました。籠を持って振り回す父ちゃん大変です。
周りの観客はゆうちゃんの暴れっぷりと声の大きいのに笑いが起きていました。

無事に終って戻って来たらすぐに抱っこ。抱っこしたらケロッと泣き止んじゃったよ。
いろんな人に「よく頑張ったね!」「偉いよ!」「かっこよかったよ!」っていっぱい言ってもらえました。
嬉しいですね。

そうこうしている間に行列は神社へ戻りまた祭礼が再開されます。
しばらくするとまたゆうちゃんの出番。もう乗せる所から大騒ぎ!!
順番が来て待っているのに準備に時間がかかり、最大限のエネルギー振り絞って暴れるので私も手をつないで途中まで一緒に行きました。
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はい、ゆうちゃん号泣!父ちゃん必死!!

周りの人みんな笑ってる!でもみんな優しい顔で見守っていてくれている感じだよね。

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獅子舞です。
獅子舞ゆうちゃんにも絡んでくれたよ。獅子舞に噛まれると賢くなるそうです。

無事に大義を済ませた後はまた皆さんから労いの言葉を頂き、ゆうちゃんは写真を撮らせてとお願いされたり、撮った写真を送ってくださる方も何人かいて嬉しい限りです。
その間も祭礼は続いているのですがしばらくするとお焚き上げが始まりました。
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ゆうちゃんも見に行こう!
この為に消防車もスタンバイしたいるのですが乾燥した日が続いていたせいか境内の木に移らないようにか水を撒いたみたいで地面がドロドロ。あまり近くに行かれないね。
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昔に比べると高さはだいぶ低くなったそうだけどこんな大きな炎を見ることはなかなかないので見応えがあります。悪いものまで一緒に浄化してくれる気分です。

しばらく炎を眺めた後はゆうちゃん出番も終った事だし時間は21時近かったので一足先に帰宅させていただきました。

こんな貴重な経験させてもらって私もですがゆうちゃんも幸せものです。
駒子になった子は病気をしない丈夫な子になると言われました。十分丈夫ですがね・・。

じいちゃん、ばあちゃんにもビデオとカメラ撮影頑張ってくれて本当に感謝です。
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「ぼくがんばりました。」
寝かしつける時にはもう22時半近くになっていてパタンと寝てくれました。


毎年2月13日と決まっているので興味のある方是非来年見にきてくださいね!
動画出来そうだったらアップします。私の拙い説明ではわかりづらいと思いますがその辺りはお許しください。

ちなみに昨年の田遊びのブログです。↓
http://hinatanouta.at.webry.info/201102/article_11.html
そして3年前の田遊びのブログです。↓
http://hinatanouta.at.webry.info/200902/article_17.html

この記事へのコメント

2012年02月15日 00:33
こんな事ができるなんて本当に羨ましいです!なかなか経験できる事ではないですよね。

ゆうと君の泣いてる姿が可愛くてつい笑っちゃいました!これはお父さん大変だ~(笑)

こんな素晴らしい事が経験できてゆうと君はほんと幸せ者だ~☆これからも丈夫で元気な子でいてね♪



ナチママ
2012年02月15日 01:06
お疲れ様でした!(^^)!

私は行けなかったけど、この日記を楽しみにしていたよ!

郷土資料館の資料より、分かりやすくては、写真も新しいし、何より面白かったですヽ(^0^)ノ
資料館もっと頑張らないと(^_^;

ゆうちゃんは大役だったんだね!
あんなにたくさんの人に応援されて、喜ばれて、素晴らしい!
着物もとっても似合っていて、男前だからか七五三に見えました(^^)
この寒い時期に着物だけで、頑張って、さらに翌日元気に登園しているのも凄い御利益よね!(^^)!

ちなみに、駒子を回すのは父親がやるものなの?
偶然、パパの役が被ったの?
キクンチャ
2012年02月15日 15:07
お祭り楽しそうですね~☆

ゆうとの号泣っぷり、
可哀相ってより可愛くって!!
夜の広場に響き渡る
ゆうとの声を想像したら
笑ってしまいました(*^o^*)

こういうお祭りって子供が
ちゃんと静かにしてるより
こんな風に元気に泣いちゃったりする方が
やっぱり盛り上がる気がしますね。
声もたくさんかけたくなる!

いい経験して男前度が上がったかしら?
パパさんもお疲れ様でした!
2012年02月15日 22:09
>阿部寛子さん
なかなかやりたくても出来ない事なので貴重な経験でした。
ゆうちゃん泣いてただでさえ有り余るパワーをフル活用するもんだから父ちゃんの腕にかかる負荷は重力だけでは済まされませんでした。
このままスクスク育って欲しいですね!!
2012年02月15日 22:21
>ナチママさん
知らない人には伝わりづらいお祭りだよね。
私も毎年回を重ねる毎に少しずつお勉強させてもらってます。
ゆうとの着物七五三のなんです。当初お宮参りの時の羽織を着させればいいと言われていたのですがお宮参りの時の羽織は知り合いからの借り物だったのでこのようなお祭りで使用し破損してしまったり汚してしまってはいけないので急遽七五三用羽織袴を購入したの。いずれ買う物だし、七五三1度だけより2度着られるならそれもいいかなと思って・・。

次の日は寝るのも遅かった事もありちゃんと登園出来るか心配だったんだけど全く問題ナシでした。
私的には給食の日でよかったです(^^)

駒子はたいがい役員のお孫さん(しかも長男)とかがやるそうです。駒子を回すのは駒役の決まった人がいるそうなのですが今年は喪の為不在でそれならばと父ちゃんがやる事になりました。偶然ですね。
他の人にやってもらっていたらどうなっていたんだろう!?落ちるくらい暴れたかもね!
2012年02月15日 22:25
>キクンチャ
お祭り楽しかったよ!

特にゆうちゃんより親2人が気合いは入りまくりだったけど・・・。これだけ蔓延しているインフルエンザにもかからずよかったよ(^^)
ゆうとの号泣っぷり、見られる動画YouTubeで発見したのでシェアでブログに引っ張ってきますね。見てやってください。

ゆうちゃんの泣きっぷりはある意味単調なお祭りの流れにアクセントを加えました。
男前になったんだか最近負傷が多いです。
男の勲章増やしてます。
父ちゃんは後2日連続筋肉痛です(^^;
ヤマザキ
2012年02月21日 11:19
私は若木町に住んでいます。板橋に居住して11年になります。今年はじめて徳丸と赤塚の田遊びを拝見しました。最初は何でこの地区に田遊びがあるのだろうと思いました。しかし、図書館で田遊びやこの地区の歴史を調べていくうちに理解しました。こんな素晴らしい年中行事が身近にあり、伝承していることに驚きを覚えました。来年は妻も連れて拝見したいと思っています。氏子ではないのですが、お手伝いとして田遊びに関れたらと思います。是非、もっと多くの人に支えられる田遊びになることを期待します。ありがとうございました。
2012年02月22日 22:55
>ヤマザキさま
コメントありがとうございます。
私は徳丸の田遊びをまだ拝見した事がないのですが、北野神社では近代的に継承している感じで諏訪神社では古来からのままの継承だそうです。
今時田んぼなんかありゃしないのにと思う方もいるかもしれません、私も初めて目にした時には不思議な気分でした。でも今ではその祭りに込められた大地への五穀豊穣を願う思い、家の繁栄を願う思いというのは今でも通ずる所があると思うのです。
人が年が明けると新しい気持ちで「やるぞっ!」と思うのと同じように昔の人はこの祭りを節目に冬にお別れを告げ大地に新しい種を蒔く準備をしたのでしょうね。
私など多くを語れるような立場ではありませんがヤマザキさまのように見に来てくださってそこから何かを感じてくれるものがあるのならまた一つ存在する意味があるのだなと思います。
是非来年は奥様と一緒にいらっしゃってください。ささやかながら私共も人事を尽くしたいと思います。

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  • 「2013年 赤塚諏訪神社田遊び」動画

    Excerpt: 「2013年 赤塚諏訪神社田遊び」について YouTubeでお祭りの様子を撮影したものを発見したのでご紹介したいと思います。 Weblog: ばんちのはずれ ~23区のとあるところ racked: 2012-02-15 22:46